上意下達
2009/08/11(Tue)
8月は大東亜戦争の終戦記念日もあり、戦争に関する報道も多い。

ここ連日、日本海軍の軍令部をテーマにした国営の番組があったので、視聴していた。

海軍軍令部はあまり表には出ないテーマで、『連合艦隊』なら一度は聞いたことがある人も多いであろうが、軍令部はその連合艦隊よりも上位の機関で、主に海軍全体、連合艦隊の作戦立案もしていた部署である。まさにエリート中のエリートしか配属されない、海軍の中枢でもある。

今回の番組はその軍令部のOBを含む、高級軍人の反省会の肉声を基にした内容であったが、
おそらく10年前には放送できなかった内容とも言える。

実際は戦争体験者ではない私でさえ、300万人の犠牲者を出した戦争が、陸海軍含め一室のごく限られた人間とわずかな時間で決まったことに対して憤りを感じた。

上がGOサインを出したら下々末端までが従う。
軍隊と言う組織を維持する上では不可欠な要素ではあるが、『戦争』となり、人命と国家の行末を決める重要な判断の場合、あまりにも、プロセスが軽々しい。

国体を維持する為の戦争が、非戦闘員も巻き込み国土を荒廃させ、結果海軍と言う組織も消滅させた。何のための戦争であったのか・・・
あわせて、一人の人間の一判断が何万、何十万人の命とその家族の将来を握っていることの恐ろしさ。

当時も同じであるが現代においては、殊に政治家や官僚たちがその権限を持っている。
つまらぬ論議ばかり繰り返し、保身やら身内のことばかり考え、大局を見据えることができない人間が権力ばかりを持っている。全く今の政治家は気概がない。


物は豊富で飢餓に瀕する憂いもない現代であるが、
先人たちが現在の日本を見たらどのような気持ちを抱くのか。
もしくは、後世の人間が今の時代をどう捉えるのか。

平和なことはいいが、長い平和が続くと、次は一波乱起きることが、
歴史で証明されている。
今度は地球内ではなく、地球外との争いになることも否めないし、
アニメの話が現実になるかもしれない。

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