プロフィール

イーハン

Author:イーハン
満身創痍
因果応報
餃子定食
臥薪嘗胆
泰然自若
温故知新
滅私奉公
七転八倒
納豆定食
四面楚歌
五里霧中
暗中模索
千載一遇
内憂外患
心機一転
疑心暗鬼
一顧傾城
一喜一憂
栄枯盛衰
我田引水

最近の記事

カテゴリー

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

QRコード

チラ見総数

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

知覧

先週の日曜日に、都知事の石原慎太郎氏が脚本監修の映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』の上映が始まったので見てきました。


映画化されるだいぶ前に原作本を読んでいたので、予備知識を思い起こしながら見てきました。

内容は太平洋戦争中に実施された神風特別攻撃隊(特攻隊)に関わる話です。
ご存じかと思いますが、特攻隊とは飛行機に爆弾をつけて飛行機ごと、自分の命もろとも船に体当たりする部隊です。
当初は戦況悪化に伴い一時的な作戦のはずが、結果終戦まで特攻隊は編成され作戦は続きました。
多くは、パイロットになったばかりの若者たちが乗り込み、散華していきました。
現在の我々からすると何故、必ず「死ぬ」とわかっていて飛行機に乗り込んだ彼らを理解することは難しいと思います。
未だ特攻隊を「犬死だ」と侮蔑する輩がいますが、これは断じて許せない発言です。
なぜなら、彼らの手記を読めば一目瞭然です。
表面的には天皇のために、国のために死ぬことが本望であったとありますが、軍の検閲があって本音を他人や記録に残すことができなかった事実があり、手記や日記の中で多くの人が国=ふるさとの父母兄弟のため、生まれた子供のため、または恋人のために自分たちが犠牲になることで日本本土への米英軍の攻撃をできるだけ少なくしようと若い将来ある命をなげうったわけです。
ゆえに、私にはそんな彼らを悪く言う資格はないし、できません。
むしろ軍国主義の醜さと悲惨を身を持って後世の我々に教えてくれたものとして本当に頭が下がる気持ちでいっぱいです。
同じ若者として、時代は違えども、やりたいことも、夢見ていたこともたくさんあったはずです。

名目上、特攻隊は志願者による部隊でしたが軍隊組織上、半ば強制的に部隊に入った人たちが居たことも事実です。
また、部品が寄せ集めのボロボロの飛行機に乗せられたために、故障も多く、一緒に時間を過ごした仲間が死んでゆくのを目の当たりにしながら、泣く泣く基地に引き返し、戦後生き残った隊員も『自分だけが生き残ってしまった』と言う自責の念に一生悩まされる葛藤に苦しむ悲劇も生みました。

私は死ぬことを賛美するつもりはありません。ただ彼らの尊い気持ちを日本人として理解するべきだと思います。

靖国神社の問題もそうですが、軍事防衛の話題になると「愛国心」を歪めて捉える人や過剰に受けとめる人が多いのが現状であると感じます。
敗戦から日本人は平和主義を唱えて他国を犯すような軍事的な行動は一度もとっていません。
しかし今後将来、実際に戦争を体験した人々が少なくなって行く中で、今のような他人行儀的な国民性であると、ますます平和ボケに慣れ、国全体が有事の際に混乱をきたし、行動がとれず結果、危険を回避できない恐れを感じます。

日本は平和で戦争とは関係ないと言う甘い妄想は捨てるべきです。
スポンサーサイト

<< 意思疎通 | ホーム | 白球 >>


コメント

その通りですね。

平和ボケしすぎですよ、本当に。

私も特攻隊とは違いますが『戦没農民兵士の手紙』という、戦時中、農民兵士が家族や親族、愛する人に送った手紙が集められた新書を持っていますが、志半ばで散った兵士たちの本音が描かれていて、心が苦しくなります。

今の若者にも読ませてやりたいですよ。

今の若者は、本当に甘ちゃんだと思います。

自分も含めて。

なんともタイムリーに私もちょっとまじめに人生のことを考えていました・・・
こういうと「考えすぎ」なのかもしれませんが、
講義などの機会があって
特攻隊の方の遺書や戦時中の資料を読むと、
濃度の濃い生き方をしなきゃ、と思うのです。
今のままだと「なんとなく」すぎる気がして。
私もその映画、みたいであります。

〉近江守殿
内容が濃い人生を送りたいと言う願望はいつの時代でも同じでしょうね。
人それぞれ受け止めかたが違うから、明確な答えはないかもしれませんね。すごく難しい…。我々若輩者よりもお年寄り方が何かヒントをくれるかもしれません。
〉肉太郎氏
私は『あの時代だから仕方ない』ではすまないことだと思う。
いつの時代でも通じる人間の根底が最近揺らいでいる風潮があることが恐ろしい。
これも『今の時代だから仕方ない』と言われるのだろうか…

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。